【ネタバレ】LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶 クリア感想
※ガッツリネタバレしてます
プレイ時間はメイン・サイド(亜門戦除く)でだいたい70時間ほどでした。
相変わらず敵役の俳優さんのチョイスが絶妙ですね!
玉木宏さんは、映画「マダガスカル」で主人公アレックス役の吹き替えをされていたのでスッとゲームの世界に溶け込んでいたと思います。もちろん山本耕史さんや光石研さん含め。
一週目はEASYでメインストーリーを重点的に、二週目はトロフィーも狙ってEX HARDでファイナルチャプターを残すのみとなりました。
良かった点
おまけに新規で誠稜高校が追加されています。
- あきらかに猫派でスタッフが占められているだろう・・・と思わずにはいられなかった前作から、今作は「探偵犬」として「乱歩」というワンコを自由に呼び出したり連れ出したり、果てはEXアクションで登場(!)したりと犬派もニッコリ。
あとチンピラとの戦闘めんどくさいときは探偵犬を呼び出して乱歩キャンセルが発動出来たりと便利
※乱歩を連れ歩いている間はチンピラに絡まれない
- プレミアムアドベンチャーで仲間たちが消滅しない
これのせいで前作の二週目は最終局面直前で止めて疑似的プレミアムアドベンチャーにしてたので、これはうれしい改善点です。
このゲームに限らないんだけど、主要キャラがごっそりいなくなってクリア後のゲームの世界ほど空しいものはないな・・・と思わずにはいられません。
- 杉浦、東の続投
一部では「真のF〇15」と言われた四人組でしたが、今回もクライマックスに近づくにつれていつものフォーマンセルが見れるのは胸熱でした!
もちろんみんなの集合場所・シャルルも健在です(笑)
どちらも前作のキーマン的存在だったので、出てもゲスト的出演だろうなーとあまり期待してなかったのですが、特に杉浦君は出番が多くてビックリ!
東は後半からの出演でしたが、相変わらずのあざとい姿を見せてくれました。流石某ニュースサイトで八神を差し置いて人気一位の男・・・!
- 連続ドラマを意識したかのようなチャプター構成
これは前作からもそうだったかもしれない。ちょうど全13話(チャプター)で、連続テレビのワンクールと同じ話数を意識していたあたり、ゲームによるドラマ体験をより引き立てていたかと思います。
シナリオは前作と同じ方が続投だそうです。賛否両論を呼びそうな結末でしたが、勧善懲悪でスッキリとストーリーが着地するのも、ユーザーの間でああだこうだと議論になるのもどちらも一興だと思うので、私は肯定派です。特に前作が前者よりだったので、一層こういうラストになったのかなと思いました。
いわゆる議論の的になっている八神の「澤先生bot」ですが、まあ桑名が澤先生に接触した結果江原パパの犯行に繋がりRKに目を付けられてしまったのは確かなので・・・。他の切り口で説得しないのかよ!と言われたらそれもそうねと言わざるを得ないのですがw
- ユースドラマ
一週目は終盤に差し掛かった頃にはロボ部に潜入とかなり遅いペースでの進行だったのであきらめて二週目でクリアしました。
これがまた胸熱シナリオでした。ちょうど一週目のメインストーリーをやり切った後で同じことの繰り返しになりそうだったので、おかげで単調にならずに済みました。
特に気合が入ってたのはプレイした方にはお分かりでしょうがダンス部・ロボ部・暴走族・ボクシングの四つのパークでしたね。
私はこの中でもロボ部のシナリオが刺さりました。たとえロボの開発で貴重な素材をそろえるために自腹で集めて金欠になったとしても(笑)、クリアする価値はありました。
四名(のちに五名)と人数が少ない分、一人一人の部員の成長の掘り下げが見られたのと、効率第一の沖手河が青臭い一人の高校生になるまでのプロセスは見ものでした。
ユースドラマの潜入パークを全てクリアすると完結編みたいなストーリーが進行するのですが、パークで世話になった仲間たちが集結して力を合わせる展開は予想こそできたものの「これが見たかったんだよ!」と言わざるを得ませんでした。
一週目はメインストーリーが気になる方も多いと思うので、プレミアムアドベンチャーか二週目でじっくり彼らの青春ドラマを見守ってほしいと思います。
てかお前も文化祭実行委員だったのかよ!と突っ込みたくなるキャラが数名(笑)
- 天沢ちゃん
探偵かぶれのキャラが可愛い今作のヒロインです(大嘘)
JKなので、当然八神のガールフレンド候補にはなりません。無念。
乱歩(探偵犬)の初登場時に八神が「天沢みたいな犬だな・・・」と天沢が飼い主だと判明前に口走っていたのが笑いを誘いましたw
- スケボーや探偵犬などチンピラ回避の方法の存在
ただ神室町はゴミゴミしているせいかあまりスケボーの走行には向いてませんね(´・ω・`)
- 前作同様のエンディングの小芝居
今度は八神探偵事務所+横浜九十九課+東でお送りしました。九十九・・・お前出世したな・・・!
東がじゃんけん最弱なの最高にあざとい
- 相馬戦のBGM
「Viper」という曲名とのこと。
この曲のみ異彩を放つかのようなゴシックオーケストラで相馬戦の印象をより強く残してくれました。
ちなみにサブスクでジャッジアイズ&ロストジャッジメントの主要BGMが聞けるのですが、その中にViperも収録されています!
ロストジャッジメント単体のサントラはセガストア専売となっております(´・ω・`)
ebten.jp
- 最終戦のBGM
相馬ではありませんでしたが、Viperのアレンジだったかと思います。
上述のサブスクには収録されていないので、聴きたい方はセガストアで購入しましょう。
気になった点
前作でほぼほぼ恋人状態のさおりを差し置いてガールフレンドを四人も作ってしまう八神が不評だったのでしょうか・・・😢
月乃は前作キャラなので分かるんですけどそれ以外のガールフレンドまでDLCだなんて😭
まあ私はDLC買ったんで無問題ですけど
- 難易度の選択ができないミニゲーム
ユースクエストで数多くのミニゲームを何回もこなさないといけないんですが、一部苦行・・・と言いたくなるのもありました。
唯一ダンス部のみメインストーリーの難易度に関わらず任意の難易度を選べる一方、暴走族はメインストーリーの難易度と連動してしまうというちぐはぐ感がありました。そして大抵のミニゲームは難易度が変えられません。
暴走族は慣れるまで時間がかかりました(EX HARDで初挑戦の為)し、ボクシングは隙を見計らってストレート連打でゴリ押ししたので(笑)ちょっと単調に感じたりなど。
ロボ部はチュートリアルでぶっつけ本番とやや理不尽でしたが、慣れてくるとこれが楽しくなってきました。
- メインストーリーが気になりすぎて一週目はユースドラマなんてやってられないよ問題
これは完全に自分だけの不満ですw
二週目はトロフィーを少しでも稼ぐべくEX HARDで挑む方も多いと思うのですが、上述の暴走族のデスレースの難易度が上がってしまったりとややユーザーフレンドリーに欠けるかなと思ったり思わなかったり。
一番いいのは一週目をEASY以下にしてプレミアムアドベンチャーでユースドラマクリアなんでしょうがw
澤先生死亡や海藤さん負傷後にダンス!ロボット!暴走族!ボクシング!と青春ドラマするのもなんだかなと思ってロックがかかるところまでなる早で各ユースドラマを進めたのですがw
やっぱスタッフに猫派多くね?
- 誠稜高校内の移動がダルい
校内でタクシー呼んじゃダメ?そう・・・。
- 亜門戦はやっぱり強い
ライトユーザーなので放置するね・・・。
亜門戦に限らず、トロフィーにはトロコン狙いの人泣かせなラインナップが多いと思いました。
- 終盤で空気になるユースドラマの一部面々
具体的に言うと写真部・スケボー・Eスポーツですかね・・・。やけにクリア難易度が低いな?とは思ってましたが。まあこいつらの能力でどうやって新・景品京浜同盟に対抗するんだよとはなりますが。
カジノとか結局なんやったねん!(笑)
逆にダンス部・ロボ部・暴走族・ボクシングのユースは優遇されていたと思います。登場するキャラの立ち具合も断然だったのでしょうがないのかもしれませんが。
- 終盤のしきのま襲撃
本当になんだったんだろうあのイベント・・・wまじでコースケ君を助けた以外に得たものが無いw
相馬が異人町にいるなんて予想できたことだし。
総括
結論から言うと大満足でした。期待を裏切るという事はありません。
懸念点は賛否両論を呼んだラスト(と某キャラの処遇)ですが、それを受け入れることが出来れば良作のハードルは超えるかと思います。
はっきり言って前作が八神の掘り下げをやり切っていた以上、一作限りの単体完結は覚悟していたので(ジャニーズ的な意味で)、こうして続編が出たこと自体がありがたいです。
しかしながら二作目が出てしまうと次は三作目も・・・二度あることは三度ある・・・と期待せざるを得ません。
主人公一新の「龍が如く7」の発表で「あージャッジアイズはやっぱあれっきりかー」と思っていたので、逆に「龍が如く」で新規マップを作ってもらってそれをジャッジアイズシリーズに流用してもらうのが、一番龍が如くスタッフ的にもコスパが良いかもしれませんねw
ジャッジアイズはPS4購入のきっかけとなった思い出深いゲームなので、最近ゲームから遠ざかっていたのもあり再びゲーム熱を取り戻すことが出来ました!
前作の時も、今作の時も、いろいろと落ち込むことがあった中でのプレイだったので、自分とこのシリーズは何かあるんだろうなと思っていますw
それではこの作品に関わった皆様に感謝を!
ジャッジアイズシリーズ、三作目もお願いします!
前作